さみしがりや、おくびょうです


「ねー、誰か明日の任務変わって？」
「無理ー。オレも任務だし？つーか、人の仕事やりたくねぇよ」
「えー、スクアーロは？」
「オレも任務だぁ」
「むー。２つ位いいじゃん、馬鹿鮫！　じゃあマーモンはー？」
「う゛お゛ぉい！！」
「僕は明日カナダ」
「カナダかよー。ゲゲー、私より遠いじゃん。頑張って」
「え、お前何処なの明日」
「え、ローマだけど？」
「テメェ、すぐそこじゃねぇかぁ！！」
「……誰かと変わる必要あんの？」
「ローマなら有料で変わってあげなくもないよ」
「あんの！無料ならお願いする！　ルッスー、明日空いてる？」
「残念ねぇ。明日はレヴィと一緒なのよ」
「そんなぁ……。あーぁ、全滅かよー……」

ガチャ

「ザンザス！　いいところに！」
「あ？」

「オイ、」
「まさかまさか」
「いやいやいやいや」
「早まらないでぇ！」

「明日の任務、ちょっとｋムグっ！」

「ま、待てぇえええ！！」
「……落ちついた方がいいんじゃね？」
「もう１回考え直すべきだよ」
「危ないわ！危なすぎる！」
「え、…そう？これザンザスに頼むのはマズい？」
「「「マズい！！」」」

「テメェら、一体何なんだ？」
「あー……あのねぇ、明日の、」
「明日の？」

「……明日の任務、私と一緒に行かない？」

「「「（えぇええぇぇえぇええ！！？！？）」」」

「……チッ、仕方ねぇな」
「…………マジ？」

「「「（えぇええぇぇえぇええ！！？！？）」」」

「はぁ？テメェが頼んできたんだろうが！」
「やった！ありがとー！お陰で早く終わるかもね！」

「な、ボスの顔みろよ。あれ絶対デートだと思ってるぜ」
「……別にただの任務だろぉ」
「あの子はきっとそんなつもりないわよねぇ……」
「お互いがそれで良さそうだからいいんじゃない？」

（実はもっと頼られたい（？）ボス。でも自分からは言えない）



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